【男鹿半島にそびえる寒風山】 |
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秋田県西部、日本海側に位置する男鹿半島。 その男鹿半島の象徴ともいえるのが、標高約355mの寒風山です。 約2万年前に火山活動があり、大部分の溶岩が噴出したとあります。 そのときの火山活動が、今の寒風山を作り上げました。 溶岩は安山岩を主とし、その他には玄武岩、普通輝石、角閃石などを含みます。 頂上付近は芝生が全体を覆うなだらかな傾斜であるのもの特長です。 |
【男鹿石とは?】 |
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【歴史】 男鹿石の歴史は、江戸時代中期頃までにさかのぼります。
その創始者といわれている、故石川忠右衛門氏(久保田町亀の丁出身、佐竹家の石工大棟梁)は、 男鹿石の採掘・加工・販売を手がけた人物です。 当初の男鹿石は、神仏の石造や家屋の土台として加工されましたが、 やがて明治時代以降には、墓石の他、石垣や土地留めなどに用いる間知石として、土木や建築資材としての使用も多くなりました。 当社採石場の敷地内には、石川忠右衛門が好んで口にしていたという「おもしろや 石にも苔の 花ごろも」という歌が刻まれた霊祭之碑が今も残っております。 |
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【特徴】 なんといっても他の石との違いは、堅牢で熱に強くかつ加工しやすいこと。 花崗岩よりも比較的柔らかく、石の彫刻に適していることから、高い注目を集めています。 男鹿石の割肌の風合いや淡い灰褐色は、設置する環境を選ばず、どこにでもなじむ魅力があります。 また庭石としての形姿の評価は高く、人々にぬくもりをさえ感じさせてくるのが特徴です。 そして、一般の御影石の耐熱温度が約500℃と言われますが、男鹿石は耐熱温度が約1000℃。 この特徴を生かし、暖炉の素材や石焼ステーキの板など、男鹿石の用途は多岐におよびます。 |
【用途】 |
道路路盤材や庭石に広く使われている他、環境工事については湾口築造工事の基礎石に使われております。 |
【確かな製品】 |
中国、インド、アメリカ、韓国、タイなど、世界の優良石材産地からの輸入ネットワークを活用して優れた石材を厳選し、採石 から加工、建立まで一貫した生産体制の確立し多様なニーズに応えてまいりました。 |
中国の採石場より堀削した石材を、長年培った技術と熟練の目で厳しく検品。 業界最高水準の徹底した品質管理で、安全性、品質性などあらゆる面から厳しくチェックします。 石屋としての長きに渡る豊富な経験から、中国との活発な情報交換により、高品質の石材を提供することが可能なのです。 |